AI社員が「1on1」、ストレスチェックも
「コーポレートAI・Workforce部門」で職場環境改善へ
NECは8月1日、部署の全役割をAIが担う「コーポレートAI・Workforce部門」を新設した。AI同士で1on1を実施し、ストレスチェックで職場環境の改善を図ると発表した。AIの自律的な業務遂行と、そのためのメンタルケアが焦点となる。
NECが社内に設けた「コーポレートAI・Workforce部門」では、AIが人間のように業務をこなすだけでなく、AI同士が定期的に1対1の対話(1on1)を行う。これにより、AIの業務遂行状況や課題を共有し、改善点を見つけ出すという。まるで部下と上司のような関係性をAIが築く形だ。
さらに、この部門ではAI社員がエンゲージメントサーベイやストレスチェックを受ける仕組みも導入されている。AIが「感じていたストレス」を数値化し、その結果を基に職場環境の改善策を講じるという。AIのメンタルヘルス管理は、今後の組織運営の鍵となりそうだ。
この取り組みは、AIが単なる道具ではなく、組織の一員として自律的に活動する未来を示唆している。自社の業務にAIを導入する際、AIの「働きがい」や「ストレス」といった人間的な側面にも配慮が必要になるかもしれない。上司も部下も、AIとの新しい付き合い方を学ぶ必要がありそうだ。